設置日 2002年3月13日
更新日 2003年9月5日
修正 2005年4月6日

県道15号 徳島吉野線


上板町瀬部 吉野川と別れここからは吉野町を東西横断

区間 地図 徳島市東吉野町(国道11号)〜阿波市吉野町二条(国道318号)
長さ 総延長:現道・24553m/旧道・6076m/新道・556m
重用延長:現道・12350m 実延長:現道・12203m/旧道・6076m/新道・556m
(平成13年4月1日現在「道路現況調書」より)
沿線 吉野川第十堰
注意点 潜水橋で吉野川を渡ります。結構深いところですので怖い。
この路線について  
・・・これ以前の路線は調べてない&怪しい路線多数のため不明・・・
昭和47年3月10日 15 徳島吉野線 認定(徳島県告示第201号)

徳島市東吉野町の国道11号、吉野川大橋南詰めが起点。ですが、うっかりしていましてここから吉野川橋までの間、写真撮るの忘れてました。
仕方がないので、きちゃない手書きの道路図でも見てやってください。
(そういえばこの道、起点が徳島市東吉野町、終点が阿波市吉野町。吉野町だらけですな)

吉野川大橋南詰め。
国道とは立体交差になっています。
ところが国道11号を南進してきた場合、
県道15号には進むことができません。
同じく県道15号を西から来ても国道を
北方向に進めません。
以前は、県道189号(沖ノ洲埠頭線)で
Uターンすれば可能だったのですが
事故が多かったのか禁止になっちゃいました。

なお、吉野川大橋から吉野川橋までの間、
東行きが堤防上の一方通行、堤防下は
対面通行ですが実質西行きの一方通行に
なっています。
(堤防下、ちょっと道幅狭いため)
堤防下を1.3キロほど走り吉野川橋へ。
下流で吉野川を渡る橋は混雑解消のため
大概が右折禁止、また、それに交差する
道路も直進・右折禁止となっています。
交差する道路はといえばいったん堤防下へ

つうことで西へ進むためには堤防を乗り越えて
河川敷に下りて橋をくぐり、さらに堤防上に
のぼります。
信号はありませんので慣れていないとかなーり
走りにくいっす。
吉野川橋では南岸・北岸とも交差する道路を直進する場合いったん河川敷におろされます。
河川敷ですから大雨で増水すると当然道は川の中へ。
その場合、直進・右折禁止は解除になるのですが渋滞でえらいことに・・・
なんちゃって立体交差でも結構役に立っているんですねぇ。

県道39号を徳島駅から吉野川橋へ

橋の手前で左折が県道15号

吉野川橋南。右折禁止です

一方、吉野川大橋から来た場合、河川敷へ
台風の翌朝なので水が引いたばかり

吉野川南岸堤防上です

河川敷にあるゴルフ場。ここも浸かります

ゴルフ場を過ぎると支流の鮎喰川に沿って走り

徳島市北矢三町の弁天橋へ、ここで右折して北へ
上左の写真、川を渡っている草木まみれなのが歩行者専用の潜水橋、というか流れ橋
通称「こんにゃく橋」。正式名称は浜高房橋といって徳島市道らしいです。
コンクリートの橋脚の上に木の板が並べてあるだけの簡素な作り。
増水時に板が流れていかないようにそれぞれがワイヤーでつながれています。
勝手にリンク先の徳島エクスプローラーさんちにこんにゃく橋探検記があります。

弁天橋を南側から。まっすぐが県道15号

ついこの間までは「鮎喰」方向が15号、
直進は県道41号でした

弁天橋。すぐ隣には潜水橋が残っています
奥に見えるのは四国三郎橋(斜張橋)の主塔

2003年5月14日、四国三郎橋と名田橋の間
県道15号が新設されました

信号交差点を左折してすぐに右折

しばらく県道41号と並行して進み

吉野川の堤防そばで左カーブ

気付けば吉野川から離れていたけどここで再会

名田橋(県道1号)付近も立体交差に

直進の場合は道路下をくぐります

ここは上を走ってもいいんですけど

名田橋からは右折禁止
ということでランプウエイが作られています
ここは南詰・北詰ともに慣れないと走りにくい

吉野川南岸堤防上

台風一過。青い空に白い雲、強調してみました

増水中のため、第十堰も潜っています

普段の様子
石井町と藍住町の間に第十堰はあります。
ここでてきとーに成り立ちなど・・
昔、吉野川はここから北へと流れていました。
ちょうど今の旧吉野川のルートです。
水害が多発したためおとなしくさせようと別宮川
(今の吉野川)との間に川を掘りにつないだところ
旧吉野川では海水が遡ってきて今度は塩水化に
悩まされました。
そこで江戸時代に作られたのが第十堰。
川の水を旧吉野川へも流れるようにしたわけです。
その後吉野川が成長するに従い増改築したりし
今の2段の姿になりました。
可動堰化の議論やらもっと詳しい歴史やらは検索して
みて下さい。Googleでは59000件、出てきました・・・

堰を過ぎたら堤防下へ。浄水場なんかもあり

県道石井引田線(34号)と立体交差
六条大橋南行きも右折禁止になりました

携帯電話の基地局そばで道は川の方へ

直進は県道122号板野川島線

立っているのは自動車通行禁止の堤防道路
右斜めに下りているのが高瀬橋への道

台風翌日なので当然のことながら通行止め
(というより通行不可能)
川の中で波立っているのが高瀬橋。
吉野川で最も下流にある潜水橋です。
1.5キロほど東に抜水橋の六条大橋がありますが
朝夕、混雑するためこの橋を通る車両
現在でも結構あります。

北岸へまわってきました。左手前に進むのが
県道の続きです

こちらはより深く潜っています

普段の高瀬橋の様子

結構長いですね、欄干低いし。落ちたら死にます

本線に戻ります
1.5キロほど吉野川北岸沿いに進み

右カーブで進路を北へ変え
吉野川とはここで本当にお別れ

上板町瀬部で徳島吉野線は左折
ここ、139号船戸切幡上板線の終点です

ここからは旧・吉野町内を東西に横断
町のメインルートです

235号宮川内牛島停車場線との交差点(信号あり)
左に曲がると潜水橋・一条南潜水橋へ
2004年春、新橋・西条大橋(仮称)完成予定

ありゃ?雲行きがあやしくなりました

路面のペイント・3Dブロック風
速度抑制の効果があるらしい、けど

吉野町内、平野部なのにやたらとカーブ多い

吉野町役場前を過ぎて

国道318号に出合い、ここで終わり
まっすぐ進むと137号土成徳島線

国道、北側から。左折が県道15号徳島吉野線
吉野川橋から西の北岸は「土成徳島線」ですが、高瀬橋で南岸から来た徳島吉野線に乗っ取られます。
国道318号をすぎると、邪魔者が消えてめでたく土成徳島線復活となりますが、この先一部狭い地点あり。

撮影日 2003年8月9日/2002年5月28日 ほか


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